もう一つの広島


平成26年広島豪雨災害現場である。
20名以上の命が奪われた。梅雨明け直前の7月中旬だった。
ニュースだけでなく国土地理院の航空写真など当時いろいろ見ていた。
特に中国地方は花崗岩が多く花崗岩は風化しやすい特徴がある。
1日200mmを超える雨量でこの地域の山が何箇所も土砂崩れを起こしてしまった。
5年たった今でも崩れた箇所を確認できる。
特に多くの犠牲者が出たのがこの県営住宅付近。
大きな砂防ダムが完成していた。
一番新しいのは去年竣工である。
そして現在もダンプカーが行き交う工事が続いていた。
もう一つ、現地で気になったのが急峻な斜面、坂道である。
そして5ナンバーのクルマがやっと通れるほどの道しかなかった。
日本全国にこんな情景はごまんとあるだろうけど、100mmを超えるような雨が降れば恐怖を覚える地形。
新しくできたダムと水路にはこの日照りにも関わらずそこそこの水量が流れている。
大雨が降れば沢に水が集まってくることは想像できる。


西日本へ新幹線で旅行すれば、ついつい西日本オリジナルの車両に見入ってしまう。
その代表が500系だね。
いつ見てもかっこいいのである。
2階建てと並んでもう新型でこういうデザインは出てこないだろうね。