GoToトラベル28日から全国で停止へ首相表明

という大ニュースの扱いなんだけど、なんだかなあ~。
連日感染者2000人超え、繁華街はかつての賑わい。
専門家も世論も「これでいいのか」という大合唱。
流石にアホの保身しか考えない政府の人たちも拡大はわかっていたこと。
ところが経済対策ではじめた事業を中断するというのは利益を得ようとしていた人たちから支持が得られない。
つまり数字が危機的になって世論が後押ししてくれないとgotoは止められないということだ。
つまりgotoに踊らされてコロナに感染した人は人柱ということだな。
まあ、何をするにも犠牲はつきものだ。
70年前、日本が平和国家になるまでに何百万人の犠牲者が必要だったか。
観光業は当然打撃なわけだけど、綱渡りのようなgotoはハリボテのトラだと誰もが思っていただろうけど。
それにしても、これだけ危機的な状況だと(と私は思っているが)いうのに28日からというのはいかにも菅政権らしい。
あと2週間もある。
もう一つ
私も菅政権と同じでgotoが感染拡大の原因とは思っていない。
ただ、gotoの大移動が旅行者以外を活気付かせて人が街に溢れている。
街をウロウロするだけなら感染リスクは低いのだけどほとんどが飲食店で騒ぐのである。
ここでgotoだけでなく何を止めるべきなのは私でもわかる。
この場に及んで、飲み会だ忘年会だと言ってられないだろうに。
酒を伴う飲食業界には可愛そうなんだけど。
もう一つ
関東地方の学校でもクラスターが起こっている。
同時多発で学校で起きるというのは末期的な状況なんだな。
子供の行動範囲は限定的、なのに感染が広がるというのはすでに周囲が蔓延していると考えるべき。
今の所、学校での感染は一部の高校に限られていて小中では家庭内感染からの発覚程度。
今の感染の中心は20代30代だが10代が増えてくるとなると末期的だ。
そうならないことを願うのみ。