イージスアショア計画停止

秋田の配備予定地が白紙になりすでに頓挫していた。
そして中止の正式な理由が迎撃ミサイルのブースターを演習場敷地内に落とす
という技術が担保できないという。
世界中でロケットやミサイルが打ち上げるたびにブースターが海に落ちるわけだが。
そもそも迎撃ミサイルが発射するような事態になったとすれば
ブースターが海に落ちて危険だ、などと言っていられないだろうに。
当然、理由は違うところにありそうだ。
私が推測するには、
報道や専門家のコメントとは違う、トンチンカンな予測なんだけど。
そもそも大陸間弾道ミサイルが音速の何倍ものスピードで高度数十キロを飛んでいるのを
撃ち落とすことが可能なのか、という素朴な疑問である。
迎撃をかいくぐって本土にドーンと落ちたとしたら、あの投資は何だったのか、となる。
まして仮想敵国は北朝鮮、発射から着弾まで大した時間はない。
いくつかの悪条件をクリアして迎撃できるのだろうか。
失敗してもアメリカ製だからと笑って済ませられるのか。
次々に発覚する不具合も、お役所の予算最優先にはかなわない。
一度予算が通ればひたすら推進なのである。
ところが、秋田のいざこざ、実は渡りに船だった。
というのが私の推理である。