コロナの情報操作

今、NHKでコロナのフェイクについてやっている。
人類が凶悪なコロナに出会って3ヶ月。
わからないことのほうが圧倒的に多い。
政府や専門家の意見もコロコロ変わって当てにならない。
そこで何か安心できるようなより所にになるような情報を求める。
トイレットペーパーや乾麺の買い占めは典型的。
買うだけで安心できる、手っ取り早い安心なんだな。

コロナの「出口戦略」が話題になっている。
その判断基準となる数字について批判続出。
ただし、文系のマスコミ連中やツイッター命の人には興味ないようだが。
今日は何人、合計何人とたし算ばかりの報道。
「出口戦略」では陽性率が問題なんだそうだ。
検査した母数が必要になる。
なぜかずっと隠されていた。
「出口戦略」が言われるようになってようやく母数と陽性率が出るように。
ところがこの母数にも問題がある。
母数は検査数であるが子数は人数である。
実際感染者は最初のPCRを受けたあと2週間後に2回の検査を受ける。
2回とも陰性だったらシャバに出られるという。
つまり母数である検査数に対して実際の患者数は1/3以下ということになる。
1回目の検査は症状があったり濃厚接触者だということで検査結果は重要。
これが陽性率の算出の基準になるべきだが
実際は検査数が母数なので少なく陽性率が出るシステムになっている。

もう一つの鍵が「出口戦略」に必要なPCRの拡充。
世界でも屈指の医療大国の日本なのにPCR検査数はミニマムな感じ。
人口が遥かに少ない韓国にも負けている。
政府は機材や熟練した人員のせいだと言い続けていた。
ところがである。
先日の安倍首相とノーベル賞山中伸弥氏のネット対談は面白かった。
「出口戦略」には全員のPCR検査が必要だというのに現状はあまりにもひどい、少なすぎる。
山中伸弥氏はうちの研究所には機械も人員もいるのに使われていない、と暴露。
早い話が政府は検査数を増やす気がもともとなかったということ。
なぜか。
だいたい役人がおかしな動きをするときは99%は既得権益のためである。
安倍首相は早々に「1日2万件」と言っているのにずっと4桁のまま。
機材、人員、防疫などの理由だと情報操作されてきたが
山中伸弥氏がぶちまけてしまったわけだ。
さらに役人の変な動き、検査結果をアナログで集計しているとか。
保健所や医療はアナログで患者に接するしかない。が
検査結果はオンラインでいいはず、書類にしてはんこを押しているのだろうか。
鳴り物入りの住基を使ったりして、陽性率の真の値を算出する必要がある。
1人10万円、1事業者100万円をばらまくより、1人数千円のPCR検査や抗体検査の方が
経済立て直しの近道のような気もするのだけどね。