東電が電気を切るぞ騒動その2

前回の続きです。
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翌日が平日だったので朝9時の電話サービス開始ちょうどにダイヤルした。
コロナがどうこうとかの録音アナウンスが流れたあと担当者につながった。
まず住所と名前を名のって確認してもらう。
「確認しますのでしばらくお待ち下さい」
としばらく待たされた。
そして担当者が電話に出ると最初に「すみませんでした」だった。
つまり東電のミス、間違いだった。
「どこがどうミスなのか、はっきり教えてくれ」というと
「ここでは画面に出ていることしかわからない」というので
「話の分かる人を出してくれ」と頼む。
しばらくすると太い声のおじさんらしき人が出て経緯を教えてくれた。

2月19日
引っ越し手続きの申請があった。
この新居が私の家の住所だった。
つまり引っ越しする人が住所を間違えて記入したのが発端。
2月20日
当然我が家は契約中、転居申請も出していない。
そこで東電パワーグリッドという電気事業者の誰かが我が家に確認に来たそうだ。
昼間は当然いない。
ところがである。
そいつの報告書には空き家である。と書かれていたそうだ。
私の車好きは近所でも有名、デカイピックアップやトヨタの新車が並んでいる。
ガーデニングでパンジーも咲いていたし、バイクもとまっている。
なぜ空き家と判定したかが2つ目の謎。
2月25日
東電は我が家の契約を切り捨てた。
ただしすぐに停電にはしないようだ。
請求を見ると2月の検針まで記録が残っていて
25日までの数日分が引き落とされていた。
3月1日頃
間違えて申請して引っ越してきたマヌケが電気の開通。
ここで東電は間違いに気づいた。
ここでのポイントは会社が2つあること。
多分だが
東電エナジーパートナーというのが今回の窓口。
電気を売る会社で電力自由化で東電から電気を買うときに契約する会社、、なのか。
少なくともこちらのコンピュータには間違いだと記載があるという。

検針や手続きをする地域の会社が東電パワーグリッド。
こちらは私らが引っ越して空き家になり、新しい住人が引っ越してきたと思っている。
ところが電気の契約手続きがない。となった。

4月下旬
業を煮やした東電パワーグリッドは電気を止めるぞという最後通告をしてきた。
これを放っといた場合電気は切られるのか、それとも間違いに気づきもとに戻るのか。

というわけで、おエライさんから間違いを認めてもらったので
とりあえず一件落着なんだけど。
今回のポイントは
もし悪意の第三者が介在したとすれば立派な嫌がらせになる。
たいした確認作業をすることなく普通に生活している家の電気を切ることに。
電気はなくてはならないエネルギーだし、我が家はオール電化
切られたときの影響は大きいのである。
さらに落ち度がない我が家を1枚の紙で恐怖のどん底に突き落とした罪は大きい。
なぜミスに現場は気づかないのか、なぜ我が家を空き家と思ったのか、
引っ越し手続きや電気の契約は公正に行われているのか。
連休明けに説明してくれるそうである。