内閣府の津波予測

内閣府の検討会は、21日に日本海溝と千島海溝沿いを震源とした巨大地震の予測を公表した。
東北地方に30mの津波が襲う。
というニュース。
なんともお気楽な話である。
3.11の予測もできなかった人たちが、3.11の被害をちょいと上回る予測をした。
後出しジャンケンである。
こんなことがまかり通るのもおかしいし、コイツラに税金で報酬が支払われているのもおかしい。
3.11のニュースを見れば小学生でも予測できるではないか。
ちなみに3.11は1000年に一度という大災害。
同等、もしくは同等以上の地震や災害が100年以内に起きる確率は限りなく0に近い。
もちろん津波が全く起きないということはない。
東北への津波被害はチリ地震も含めて数十年に一度起きている。
備えは必要なんだけど、そんなことは政府から言われなくたってバカでもわかる。
防災計画は津波の高さで変わるものではない。
それが3.11の教訓ではないのか。
災害はいつも私達の想定を超えてやってくるのである。
パソコンとお爺さんたちの机上の空論で決定するものではない。
もう一つ
先程のNHKの9時のニュースで後半に「上を向いて歩こう」のネット動画を。
永遠とネットで見られる映像を流している。
ニュースでもなんでも無い。
ただテレビでネットの映像を見ただけである。
天下のNHKがこんなことでいいのか。
ネタが無くなるとネット検索をしているスタッフ。
カメラを担いで取材へ、なんていうのは死語なのだろうか。
ネット検索のために高い受信料を支払うというのも納得できない。
受信料はどこへ消えているのか。
コロナになってからNHKと民放との差異も見られなくなった。
NHKの存在意義を改めて考えさせられる。