E2系E3系


東北新幹線その2。
E2系の登場は画期的だった。
一つは長野新幹線開業、急勾配に周波数変換。
一つは東北新幹線で275km/h運転だった。
それまでは0系に毛が生えた程度の200系が主流だったが
300系のぞみを上回る最高速度、さらに乗り心地も改良されていた。
まさに新世代の新幹線だった。
さらに標準軌とはいえ、大きさは在来線のE3を連結したまま
275km/hでかっ飛んで行く姿は印象的だ。
東北震災の年にデビューしたE5E6に主役の座を奪われて
はやてこまちの運用から外されてしまったが、多分つばさだとは思うが
こうしてE2E3が連結して通過する姿を見て改めて感動した。
E2は東北のE5、上越北陸のE7に押されて消え去るはずであったが
去年の台風でE7が泥水に浸かった事件で延命することになったそうだ。
ほぼ同時期デビューの700系が今月で退役、時代の流れである。