ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男 映画評

先週に観たのだけど、今日あらためて観た。
私は1980年当時寝不足になりながら見ていた世代だ。
さらに自分でもテニスをやっていた。
本当は映画にも登場するドネイのラケットが欲しかったが
(ドネーというのが正しい、でもスペルはドネイだと)
2万円以上していた。2万5千円ぐらいしていたっけ。

そこで、ボルグがその前に使っていたバンクラフト。
ネットで拾った写真。テニスラケット大好き!さんより。

あー懐かしい。
両手打ちのためにグリップが長くなっている。
ボルグのマネして60ポンド以上でガットを張った。
おかげですぐにひじが痛くなったっけ。
ボルグ/マッケンローの試合は私みたいなファンを大量生産した。
伝説の試合だった。
ボルグがいなくなると、マッケンローとジミー・コナーズの時代になる。
コナーズの使っていたウィルソンのメタルラケットが私のお気に入り。
10年以上2本も購入して使い続けた。
その間にグラファイトやデカラケなどラケットは進化していったが
コナーズのラケットを使い続けたわけだ。
デカラケ全盛期はかえって目立った。(笑)

さて、本題
映画なんだけど、ボルグの人生が中心に描かれていた。
マッケンローはおまけという感じ。
ラストは80年の伝説のウィンブルドンとなるわけだが。
とにかく役者がそっくりなんだな。驚くほど。
流石にプレイのシーンは断片的なカットばかりでのめり込めないのが残念。
それでも二人の独特な打ち方などよくぞここまで、という感じだ。
どちらかといえばメンタルな話、試合の裏の話という感じで。
当時を知らない人の方が普通に観られるのかもしれない。