201系

大阪で活躍中の201系電車がいよいよ引退というニュースを見た。
101,103、113系といった一時代を築いた、昭和30年代40年代の
車両に代わって近代装備で武装した次世代の通勤電車である。
サイリスタチョッパ制御、回生ブレーキなどの省エネ車両のくさわけでもある。
コストが上がって生産量はそれほど多くなく205系へとつながっていく。
コストで言えば、車両の形式番号がステンレスのエンブレムだったのも新鮮。
高級感があったよねえ。
関東では私が見た限りでは京葉線がラストだったように記憶している。
大阪に行くと環状線で現役で走っていて感動したものだ。
103系大阪環状線ではずいぶん頑張っていたしね。
奈良線などの103系も消えるらしい、とネットニュースにあった。
もう一つ
鉄道と全然関係ないのだけど。
御朱印のトラブルがあとをたたないらしい。
例のGWでも御朱印のために何時間並んだと騒いでいたし。
さらに特別仕様に長蛇の列とか、寺社の人に文句を言うとか
枚挙にいとまがない。
さらに、話題になっている転売。
こうなると御朱印の意味も意義もへったくれもない。
私も立派な御朱印を見るとコレクションしたくなる気持ちもわかるのだけど。
ネットで落札するというのは確かに灼然しないよね。
コレクションというのは本当に自分が欲しいもの、
自分なりの意義のもとで集めるものであってコンプリートが目的ではない。
最近のデジタルゲームで育った人達はコンプリートすると点数が倍になる、
みたいな感覚が身についてしまったと考えている。
好きかどうかではなく集めることに意義を求めてしまう。
今回の御朱印騒動はその典型だよな。
そして、転売という金儲けにしても。
御朱印なのか珍しいコインや切手なのかはどうでもいいわけで。
馬鹿みたいに並んでいる人の半数以上は、金儲けしか頭にない大人と
カマスコミに育てられた哀れな子どもたちの成れの果て。
私も含めて育ちが悪いというのは、あとからどうしようもない。
悲しい事実である。