新元号令和その2

漢字も語感もいいのではないか。
多くの知識人が長いこと考えただけの事はある。
さらにすごいのが、すべての予想をハズレにしたこと。
誰もが思いもつかない、さらに、違和感が少ない良い元号だと。
一つだけ
れいわと読むのだが、なれないせいか、自分が好きな言葉のせいか
れいめい』と読んでしまう。
黎明とは夜明け、新しい事柄が始まる、という意味だそうだが。
成熟した国家、社会の日本に「黎明」はそぐわないね。
語感として、何か始まるというようなイメージになってしまうのは私だけか。

予定の午前11時30分から10分以上遅れての発表会見であった。
やり方は奇をてらわず、30年前の小渕会見と同じ構図であった。
民放のバラエティ番組みたいに変に引っ張ったり盛り上げたりしなくてよかった。
協定があったのか、ストロボがたかれず、歓声も上がらず
実に落ち着いた発表会見だった。
新しい時代が静かに始動したということだ。
とは言っても、ちょっとアホの国会や行政には過去の失政を取り返すだけの能力がない。
福島原発事故のように大きな被害がでなければ失政に気づかず。
核廃棄物や廃炉や莫大な国の借金もすべて次の世代のツケにしてしまう。
もちろん、経済、金儲け第一主義の路線は誰がやっても変えられないのだろうけど。