LCCで沖縄旅行の話、復路

LCCの利用の続編。
何度も利用しておられる方はスルーしてください。
成田でも経験したように、25分前に搭乗口に行くためには
ダラダラと対応するカウンターでの手続きが必要。
1時間前にはターミナルに行きたい。
那覇空港の場合はそのLCCターミナルに行くのにバスで10分。
そのバスにのるのに並ぶことを考えると1時間前には那覇空港に行く必要がある。
さらに、あとで触れるが、間抜けな格安レンタカーが間に入るので
2時間前にはレンタカーを返却しなければならない。
13時台の飛行機に乗るためには、11時台には那覇に戻る必要がある。
恩納村や名護にいたとすればホテルをチェックアウトして那覇に直行だ。
価格が安いというのは時間を削るということなのか。
那覇空港からLCCへのバスはすんなり乗れた。
さらにカウンターも空いていてすんなりセキュリティエリアに入れた。
平日の昼間の便はそれほど混んでいない。
反面、LCCターミナルから那覇空港へ行くシャトルバスの行列は
相変わらずの混雑だった。
成田行きは定時に動き出した。
15分ぐらい離陸で待たされたが、これはLCCかどうかは関係ない。

ほぼ予定通り成田空港に着陸。
と、ここまでは良かった。
話はここからである。
B滑走路に降りると誘導路の出口が第3ターミナル。
すぐに降りることができるとたかをくくっていた。
ところが第3ターミナルを横目に飛行機は止まることなく誘導路を走り続ける。
そしてようやく駐機場に止まるのだが、見たことがない500番代のスポット。
近くには整備場の巨大な建物が見える。
ということは、今いるのはA滑走路の南側。
着陸後誘導路に入ってから6キロぐらい走ってきたということだ。
タラップをつけたけどドアが開かない。
お迎えのバスが来ない。
多分、バスの手配もやっつけなんだろうな。
バスに乗ってからが楽しい。
成田空港の南の端っこから北の端っこまで遊覧するのだからね。
最初は第1ターミナルへ向かうのだが、一度トンネルを走る。
いずれC滑走路になる誘導路を作業車がくぐるためのトンネルのようだ。
トンネルを抜けると正面にANA機が並ぶ第1ターミナル。
尾翼側を通り抜けると、JAL機が並ぶ第2ターミナル沿いに走る。


ようやく第3ターミナルに到着。
預けた荷物はすぐに出てきて、今度は1キロ歩いて第2ターミナルへ。
タキシングで6キロ、バスで4キロ、歩きで1キロ。
成田空港を満喫できたLCCであった。
おかげでこんな景色を見ることもできたけどね。