いい加減にして欲しい厚労省・統計不正

実はGDP統計も問題だらけ、という記事も見た。
厚労省から火がついたが実はあちこちで不正、
もしくはいい加減な数字が独り歩きしているそうだ。
一番わかり易いのが、建設関係。
高速道路や新幹線などの収支予測。
まあ大抵は大外れで、赤字で苦しむことになる。
そもそもそんな田舎に多くの人が行き来しないだろうに。
北海道新幹線など素人が見たって黒字になるわけがない。
札幌まで通れば利用者はそこそこの数になるだろうが
厳しい自然条件ゆえ線路管理などコストがかかりすぎることは明らか。
次に大規模イベントかな。
近いところでは20年前の長野五輪
高速道路だ新幹線だと大いに浮かれていたが、
施設の莫大な建設費や維持管理、長野県に残った借金などの負の遺産
結局血税と県民で背負い込むこととなる。
運営側のプライドと建設業者のために、甘い見通しの数字を並べるのは
今に始まったことではない。
年金財政にしても、国の借金にしても、適当な数字を並べ続けてきたための
破綻状態ではないのか。
同じようなことだが
アベノミクスで株価が上がり企業業績がよくなり雇用も良くなったと言う。
ところが、一部の大企業にお勤めの人たちを除いて好景気の感じがまるで無い。
それどころか、物価と税負担の増加で苦しくなっている。
富を集中させることで表に出る数字を良くしたということだ。
それがアベノミクスなんだろうな。
確かに私の生活を豊かにしてくれるとは言っていなかったし。
彼らにとって『国を豊かにする』の『国』とは、金持ちのことなんだろう。
私はその中に入っていない。
低所得にもかかわらず、せっせと税金に社会保険料を支払って
転職の関係もあって今年度の実質所得は0円に近い。
そんなに景気が良いと言うなら、私に生活費ぐらい返してくれないかなあ。