アルコール検査と相撲の研修会

以前にも似たような記事を書いているが、リピートで。(笑)
パイロットの飲酒事件が起きてからいろいろ言われているようだけど。
パイロットたる人が乗務前にアルコールを我慢できないというところで
すでにアウトなんだな。
事前に厳密な検査をするかどうかの問題ではない。
アル中かどうかはちょいと身辺調査をすればわかる。
あとは乗務直前に口臭をチェックして、オシマイ。
真面目なアル中ではないパイロットのアルコール検査など無意味である。
公務員でもお相撲さんでも不祥事があると研修会をやるのだけど
問題を起こしていない人に懲罰的な研修会をしても意味はない。
その証拠にその後も同じペースで不祥事が出てくるわけで。
危ない人の身辺調査をする方が不祥事根絶には効果がある。
なんの前触れもなく不祥事を起こしたのであれば
研修会も役に立たないと同じ意味だ。
そもそも研修会など、管理職のアリバイ工作。
「ちゃんと研修会をやりました。」と言うためだけだ。
特にパワハラやセクハラや酒不祥事は突然起きるものではなく
それなりの長い積み重ねがあったはず。
それを見過ごしていて、事件あとになって真面目な人に
研修会だの検査だのを課すのは間違っている。
管理する側が無能だと公表しているようなものだ。