開放されたフリージャーナリスト

テロリストから開放されて成田に戻ってきたとトップニュースである。
命は重い。
なんだかハッピーエンドみたいな論調なんだけど。

ポイント1 フリージャーナリストとは
なんだか都合のいい職名なんだな。
私の勝手な思い込みだが
特ダネをゲットしてはマスコミに売りつける仕事なのか。
パパラッチとどこが違うのか。
特ダネのために危険なところに行く、という図式は古くからある。
これは個人の営利目的の行動であって、国家が税金で補助保護する必要があるのか。

ポイント2 なぜ開放されたか
多くの報道にあるように、どこかの国が身代金を支払ったという。
もしこれが本当ならその真意は何なのか。
どこかのコメントでは、金を支払うことで自国がテロのターゲットにされない。
さらに、日本に恩を売るという目的もあるのか。

ポイント3 テロに屈しない
という大義は身代金を支払えことで崩れる。
テロリストに資金を与えてしまったわけで。
チンピラフリージャーナリスト一人のために、世界規模では
多くの人命が失われることとイコールになる。
つまりフリージャーナリストの開放はハッピーエンドではない

ポイント3 日本国の立ち位置
政府にしてみれば結果オーライ、無事で良かったと宣伝すればいい。
外交努力で命を助けたとイメージアップである。
当然担当の役人もよくやった、ということになるだろう。
身代金を払ったのは第三国、日本がテロに屈したわけではない。
さらにその国に恩を売られたわけで喜んで買うことになるだろう。
おカネならいくらでもある、みたいだから。

ポイント4 今後
このフリージャーナリストは落ち度はあるものの、基本的に被害者である。
今後はマスコミに引っ張り出されてはひどい目にあったというだろう。
手記を発表したり、書籍を書くかもしれない。
当分は飯が食えるだろう。
所詮水商売、当たれば大儲け出来るしはずれれば中東の砂漠で殺される。
イチかバチか、のお仕事、彼の人生なんだな。
時間がたって世間から忘れ去られる頃、また危険な地域に出かけるのだろう。
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上記の内容は私の思い込みであり、特定の事件や人とは関係ありません。