台風が来ているのになぜ関空に行ったのか

ニュース映像を見るたびに恐ろしさを感じる。
土砂崩れが心配される山間部の土地の話ではなく
大都市の街なかにいてもこれだけ怖い思いをするということ。
人間は自然の猛威にいかに無力であるか。
関空はある程度の高潮や地盤沈下は想定内とのことだったが
やっぱり自然災害の方がうわてだった。
さらに連絡橋破損のおまけまでついてしまった。
さて、取り残された人たちのニュース映像。
嵐が過ぎるのを空港内で過ごすしかない。
さらに脱出にも半日以上かかったとのことで。
気になったのは
人々はなぜ空港にいたのかということ。
台風が近畿地方に近づくという発表直後から航空会社ではHPで
運航への影響が予測される運航便の航空券につきましては、
実際の運航状況にかかわらず、搭乗予定便の変更(振替)および払い戻しを承ります。
と必ず書いてある。
どうせ飛ばないのならおカネを返してもらえばいい。
風雨が強くなれば飛行機は飛ばないし、連絡橋も閉鎖になる。
それなのに、台風接近時に関空にいた人があれだけいたということだ。
致し方ない理由の人もいただろうが、大半はなんとかなると思って
台風が接近して欠航が予測されているのに関空に行ったのだ。
ちなみに
台風接近と旅行の日程が重なったことが何度かあった。
航空会社のHPに該当空港の名前が出たら速攻でキャンセルした。
大揺れの飛行機は我慢できるが、空港で何時間も足止めされるのは嫌だ。
もう一つ
夕刻に体操パワハラ問題のコーチの会見があった。
ちらっと見たが、第一印象は「頭が悪そうだ」ということ。
発言の文章がたいていおかしい。
まあ言いたいことはわからなくもないが、
間違った表現が多すぎて言葉が入ってこない。
選手に真意が伝わらず思わず手を出してしまった、という推理をした。