記者会見

昨日の夜までの会見の報道と朝の報道では
ニュアンスが変わっていた。
この魔女裁判は監督コーチが「私は魔女です」と言うまで許さない。
マスコミは「煮え切らない」「納得しない」というスタンスに。
思いっきりぶつかれ、つぶせ、というのはアメリカンフットボール
ラグビーでは珍しくないことだろう。
試合を見ているとわかるがプレーが始まると大半の選手は相手とぶつかっている。
相手の動きを封じてボールのラインを作るということだな。
今回の事案では、相手が怪我をしてもかまわない、という話。
つまり強く当たれ、ということだ。
私は詳しくないのでどれだけ強くあたるとラフプレー、反則になるかわからないが。
ここでのポイントは相手と強くあたるということだ。
正面に相手がいれば、もしくはボールを持っていれば
当然強いタックルが予測される。
反則ギリギリでぶつかるのが正論だ。
監督コーチの言い分、発言はごもっともなものだったと推察される。
ところがである。
勘違いしたのは、当該選手だったのではないか。
相手に強くあたるとはいっても、ボールを持っていない相手に後ろからタックル。
怪我をさせるほど強くあたる、ではなくて怪我をさせただけなのである。
QBにボールがわたって、そこからパスが通れば、得点につながる。
QBを潰せ、という指示は至極自然な話だと考えた。
それを卑怯な手段で怪我をさせたとなれば、選手の悪意である可能性が強い。
あのプレーの指示をしていない、潰せとは言った、というのは正直な供述か。
マスコミも言った言わないではなくて、本質に近づくべき。
監督コーチを辞任させることが目的になっている。
また悪質な反則をした選手を被害者と美化するのはいかがなものか。
もう1つ
今回はまたまた白髪頭の新たな魔女が登場した。
司会をしていたのは広報担当だそうだ。
日大と言えば学生数やキャンパスの大きさで言えば日本最大級の大学である。
当然、職員もたくさんいるわけで。
こういうちょいワルの人材も豊富というわけだ。