プロフェッショナルの流儀、犬

今日放送のプロフェッショナルの流儀。
テーマは犬。
最近のペットブームを反映して犬猫の番組がNHKでも増えている。
ブームに乗っかるのもなあ、と思っていた。
前半は獣医のネタ。
私が知る限り獣医はほとんどが休み無しで仕事をしている。
大変な仕事である。
後半は孤高の訓練士。
これは感動した。
噛み癖、攻撃性がある犬ばかりを訓練していると言う。
たいていは見捨てられる寸前、殺処分寸前だそうだ。
番組内でこの訓練士に対する批判が紹介された。
私のように志が低い人間はすぐにめげてしまうだろう。
この訓練士は数日は凹むけど、と言いつつ毎日訓練と飼育に明け暮れている。
私が中高生のころから実家では犬を飼っていた。
無駄吠え、噛み癖があって苦労した記憶がある。
攻撃性のある犬は飼い主にとって大きな悩みなんだな。
番組では実際に訓練士が噛まれるシーン、
しつけのため犬を叩くシーンも放送された。
という訓練士の活動を通して
犬の飼い方、犬を飼う覚悟を飼い主に訴えていた。
さらに批判するやつは勝手に批判すればいい、という強い強い意志を感じた。
殺処分を免れた犬を見てそれを確信した。