夫婦そろって酒気帯び運転

夫婦は12月31日午後10時過ぎ、市内の飲食店からの帰りに
夫が乗用車、妻が軽乗用車を運転。
市道で、前を走っていた夫が前方不注意のため左脇の田んぼに転落した。
駆けつけた署員が調べたところ…というニュース。
夫婦仲良く大晦日に年越しパーティーというのもいい話だ。
帰りのことを考えるとクルマで飲みに行くというのは
都会でも少なからずいるそうだが田舎では切実だな。
基本的に帰りの交通がないわけだから。
バスが走っていればまだいい方、でも田舎なら終バスは9時ごろだろうし。
タクシーを使えば飲み代以上の交通費だ。
家族の誰かを送り迎え用に雇ったにしても、それなりの小遣いを要求される。
私らのように交通の便のいいところに住んでいれば
飲み会の日の17時に「今日飲み会なんでクルマを置いてきます」ととっとと帰る。
都内から我が家の往復でも90分あれば都心の飲み会に出られる。
田舎は自動車以外でそういうわけにはいかないだろうな。
もう1つのポイント
同県津島市のアルバイトの夫(47)と無職の妻(35)を道路交通法違反で逮捕。
夫の仕事がアルバイト、妻が無職。
収入はそれほど多くはないと推測される。
それでもクルマは1人1台というところが、上記の田舎の事情なんだな。
さらに大晦日に飲みに行っている。
夫婦仲いいのは良しとしても、カネがないのなら
缶ビール(第三のビール)片手に笑ってはいけないを見るべき。
何かの本で見たがカネの無い人ほどコト消費、貯まる人はモノ消費だと。
飲み食い博打は基本的にその場でお終いなんだな。後はない。
あー美味しかった、楽しかった。だけなんだ。
もちろん、必要なことではあるが生活を切り崩してまでやることではない。
1食5000円使うことに麻痺している。
こうなると一種の依存症だ。
だから警察に逮捕されるの覚悟で今回のような事件を起こすわけで。
もう1つ
収入が少ないのに、飲み食い博打におカネをつぎ込んでしまう。
だからおカネはたまらない。だけではない。
だから会社も長続きしないで、47でアルバイトである。
まあ、働いているだけマシなんだろうが。
(日本の財政もこんな感じらしいが)
でもね、私みたいに5000円も8000円も1回の飲み食いに使うのを好まないと
飲み会のお誘いもほとんど断ってしまうのはいかがなものか。
そんな私は付き合いが悪いやつ、ケチと周囲からは思われている。
逆に毎日とは言わないが、週に1、2回は飲みに行く人がいる。
人当たりがよくて、好かれている人が多い。これで仕事ができれば出世である。
法を犯さない程度に適度な回数、飲み会に行くことは精神的にも
日本経済的にも正しい行為なのかもしれないね。