隠れ疲労

私はすでに働き盛りという年齢を超えてしまっている。
とは言っても、世の中はアラヒフ、アラカンの人たちが牛耳っているわけで
この世代の人の頑張りが国家や企業を動かしている。
私のようなグータラな50代からすると、管理職の50代は別次元に見える。
責任どうこうよりどこにそんなにエネルギーがあるのかと。
さて、本題。
ネットニュースに隠れ疲労というネタ。
睡眠時間を削って仕事に勤しむ。一時的であれば特に問題はないのだが
という話から始まって
本人が自覚しないうちに少しずつ疲労が溜まり、体調を崩していた、ということだ。
特に私のように虐げられているのなら、疲労もストレスも感じやすいが
仕事が順調、昇進した、などと充実した日々だとわかりにくいということもある。
このニュースでは
(1)何事もすぐに飽きてしまう
(2)電車に乗ると、次の駅に着くまでに“寝落ち”する
(3)起床4時間後に、眠気やだるさがある
(4)口唇や脇にヘルペスができる
(5)夜中に何度も目が覚める
(6)ツーンとする体臭がする
とある。
1や2や3はある意味極端なのでわかりやすいが
4.5.6は身に覚えが、、という人も多いだろう。
私は5ですでに感じていた。
単にトイレが近くなったと言うだけではないのだ。
ある程度の経験がある人なら6だろうな。
職場でも電車の中でも気になる人がいるものだ。
最近までは、アルコールが体内で分解されて酢酸になるので
大量飲酒のあとはツーンとする体臭がするのだと思っていた。
ところが、人体はそんなに単純では無いということだ。
体臭は基本的に本人には感じにくい。
特に、疲労やストレスが貯まっていれば嗅覚もダメだろうし。
家族や周囲の人が感じるしか無いのだろうが
職場で「あなたの体臭はツーンとする。」なんて言ったものなら
上司相手なら翌年は転勤、部下ならパワハラで訴えられるだろうな。
結局、そういう人は疲労とストレスを貯め込んで悪い結果になるのだろう。
昇進や仕事一筋の人は結局どうにかなるまで突き進むしかない。
この記事のように一度立ち止まることができればいいのだろうけど。