北朝鮮の木造船漂着

今年の日本海側は冬型気圧配置になりやすく海は荒れているそうで。
そうでなくてもボロっちい北朝鮮の木造船はひとたまりもない、感じだ。
なぜあんなボロっちい木造船で荒れた日本海に出港するのかは他に譲るとして。
漂着した木造船の撤去費用が問題になった。
さらに人道的とかいう言葉に隠れてしまっているが、
中にある遺体の処理費用もかかるわけで。
北朝鮮ファンの金持ちがぽんと出してくれればいいが、そんなやつはいない。
朝鮮総連ともめている件もある。
先日の報道で処理費用は国が負担することになった、というが。
その「国が負担」と決めたやつが負担するわけではない。
結局回り回って私達の血税が投入されるわけで。
先日の国家予算でも35%が借金だとか。
とりあえず景気は良くなり、企業業績も良くなり、法人税所得税収入もバブル期並だと言う。
それでも足りない足りないと増税した上で、アチラコチラに血税を撒いている。
とは言っても、北朝鮮木造船は仕方ないと思っているが。
話は変わるが
70年前の1944年から45年にかけて日本軍はアジアの各地域で劣勢だった。
劣勢というよりはあちこちで全滅していた。
白黒写真でしか見たことはないが、日本兵の死体がたくさん転がっている写真。
素朴な疑問なんだが、その死体はどうなったのか。
ジャングルの奥地ならそのまま動物や虫に食べられて白骨化しただろう。
海岸や人が近くに住む地域の場合も、そのままにしておいたのか。
引き上げてきた兵士たちが遺骨を大量に持ってきた形跡はないから
日本人が処理したとも思えない。
多くは現地の人やアメリカ兵が片付けたのではないか。
その処理費用を戦後日本に請求されたのだろうか。
日本は前の戦争でアメリカから非戦闘員に対する無差別攻撃を受けた、
という戦争の悲劇、被害者という感覚で平和教育をしているのだが
実はアジアの多くの地域に対して、かなりあくどいことをや迷惑をか
けたことをあまり大きな声では言わない。
今の私達が持つ北朝鮮のイメージは、80年前のアジアや欧米の人には
軍備を拡張して戦争をするぞ、と言っていた日本と同じなのかもしれない。