CH53

アメリカのオスプレイやヘリが事故を起こすたびに飛行差し止めと騒ぐ。
沖縄の人にとっては米軍というのは特別の存在。
それはいい意味でも悪い意味でも。
新型の機械の一切の故障や事故を許さないとなれば
世界中の機械メーカーは倒産である。
飛行機や自動車の事故を許さないとなれば
やはり世界中の交通機関は全て停止してしまう。
あなただって交通違反や事故を起こしたこともあるでしょう。
だから絶対許さないとなれば運転できる人も殆どいなくなる。
特に航空機の事故となればどんなに軽微なものでもそれなりの調査が入り
改善されるのが普通なのである。
私の先輩が1985年8月13日羽田発伊丹行きのジャンボに搭乗したそうだ。
本人はそう言っていたがもしかしたらもう1日後かもしれない。
確か123便ではなく125便と数字を変えたという。
もしかしたら、そんな縁起の悪い便は廃止してしまえ、という人もいたかも。
それでも、日本の大動脈を切ることなどできないのである。
事故が起きるたびに飛行差し止めというのは感情的にはわからなくもないが
感情的な発言であるには変わりない。
辺野古の滑走路建設には多くの国民が怒っているが
一方那覇空港の沖合に新滑走路の建設が進んでいる。
遠浅のサンゴの海なのだがこちらはなぜか自然破壊という騒ぎにはならない。