今日のニュース

なかなか興味深いニュースがネットで散見された。
茨城県日立市の県営アパートから早朝に出火して一家計6人が死亡、
というニュース。
家族で生き残った人が犯人だったという話。
ここまでは小説でもよくある話だが、驚いたのは
その生き残った父親一家を惨殺していたということ。
テロリストが自分に関係ない人を殺してしまうという感覚も理解できないが
小さな子どもを殺してしまうという感覚はテロリストでも理解できないだろう。
通り魔的な事件なら「頭がおかしい」となるのだけど
家族となると「頭がおかしい」では片付けられない。
邪気がとり憑いたなどとオカルト的な何かがなければ
幼い子供を殺すなんてことは考えられない。
5人も殺したのだから、10年ぐらいゆっくり裁判してもらって死刑にしてあげる
のが、最善の方法だろうか。
愛媛県大洲市長浜町穂積で、電動車いすに乗っていた女性(87)がスズメバチ
約150カ所を多数のハチに長時間にわたり刺され翌日に死亡した。
というニュース。
驚いたのは事件の悲惨さではない。
遺族という人が「施設や救急の対応に問題がある」とコメントしたこと。
自分が施設や救急の立場だったら身を挺してハチに刺されたと言いたいのか。
そもそも年老いた老人の面倒を施設に丸投げしてよく言ったものだ。
死んだ老人を悪く言うつもりはないが
こういう死に方をするというのは何らかの運命。
遺族のコメントがそれを物語っている。
この遺族もろくな死に方をしないのではないか。
合理主義の私もたまに運命というものを信じることがある。