食べ放題が大食い客ばかりでも儲かる理由

ヤフーニュースで面白い記事発見。
ビュッフェ方式が効率がよく無駄がないことはなんとなくわかっていたが
理論的に説明されていて大変勉強になった。
私は例外にもれず、成長期から30すぎまではいつもお腹をすかせていた。
身体はでかくなり食べる量も半端なかった。
ご飯おかわり自由のお店ではおひつを持ってウロウロしていた。
外食で食べ放題はとてもありがたかった。
ところが中年の声を聴く頃には食べる量は人並みに。
それでも運動が嫌いで夜遅くまで酒をチビチビやっているから
ひたすらデブになっていったが。
話がずれた。
というわけで、食べ放題の店など自腹では絶対に行かなくなった。
それどころか、普通の幕の内弁当で腹一杯になる。
酒を飲みながらだと1.5倍は食べられるが。
自分の食べる量のコスト計算をしてみる。
バイキングはいろいろ食べられて楽しいが、結局食べる総量はたかが知れている。
定食屋で単価が500円から1000円ぐらいのお惣菜を10種類食べても7000円とはならない。
10人前食べたわけではないから。
500円のものを4割食べたとして単価計算は200円。
10種類食べたとしても単価計算は2000円だ。
もう少しいいものを食べたとしても4000円にはいかないだろう。
ここからがポイントで、食べた人は1000円のものを10人前食べたと錯覚するが
総量はせいぜい4人前程度。
さらに普通の店では残したものは廃棄だが、バイキングは原則的に残り物は存在しない。
経済学者が原価だ固定費だと計算しなくても
素人考えでも食べ放題は儲かることになるようだ。
ただし、ここにも経済の法則。
当然のことながら、一定以上の客数がなければこの計算は成立しない。
格安のチェーンホテルは客数に応じて品数を調節しているかもね。
などと貧乏くさい計算をしてしまった。
加賀温泉の格安のチェーンホテルのバイキングは美味しかった。