クルマがどうこうより、ほとんどのテレビのニュースで取り上げたのに驚く。
国民の皆さんに伝えたいニュースなんだろう。
旧型に試乗したことがある。
リーフがすごいのは最初のEVと言いながらクルマとしての完成度が高いこと。
私は98年か99年ぐらいに初代プリウスを購入した。
最初はおもしろびっくりで喜んで乗っていたが
長野や静岡の山道、高速道路を走ってよくわかった。
クルマとしてだめだな。
最先端の技術は確かに素晴らしいのだけど
クルマは走ってなんぼのモノ、走りが悪ければ最先端もへったくれもない。
新車だったが1年半で売ってしまった。
それもかなり安かった。
良い思い出も印象もなかった。
という、歪んだ前提でリーフに乗ってみたわけだ。
思いの外、シャーシはしっかりしていてコーナリングがスムーズ。
ボディはいかにも大きくて重いのだけど、加速はかなりいい。
シートや内装もチープな感じがない。
初代プリウスとは車体価格が違うと思ってしまうが
初代プリウスの方はトヨタの戦略価格、本来はリーフ程度の価格のはずだったとか。
リーフの成功によってEVのハードルは上がり、
中国やインドのガレージで作ったような原付き自動車みたいなものは主流にはならなかった。
そして、テスラの成功でEVの立ち位置が決まり、
アウディなどが上級車種としてEVもしくはPHEVを出すことになる。
日産の技術力と先見の明はたいしたものだったんだな。
最後に、強いて言えばなんだけど
デザインがなんとかならなかったか。
かっこよくない。速そうに見えない。
日産顔の台形グリルも私は???
空力と室内容積としては理想的な形なんだろうけど。