トヨタプリウス試乗


我が家に数時間だけプリウスが来た。
ルーミーの点検の代車としてだが。
新型プリウスをこうしてちゃんと試乗したのは久しぶり。
乗り心地もよく、ちゃんと曲がるし、そこそこの加速はする。
よくできたクルマだと再確認した、と思っていた。
ところが、プリウスを返却してルーミーに乗った時に驚いた。
ルーミーは加速しないのである。
天下のプリウスと1000ccのルーミーを比べては失礼だが
プリウスのモーターによる低速のトルクはすごいものだと感じた。
数分運転してしまえば、慣れてしまうことなんだけど
同じ加速を軽自動車や1000ccにはできないのだな。
ところが運転していると、あまりのスムーズさに動力性能の不足を感じてしまう。
まあ、比べたのがルーミーだからそんなものか。
できることならスカイラインレガシィと同等レベルまで引き上げると
楽しいクルマになるのだろうなあ。
もう1つ
我が家の駐車場にプリウスをバックで入れた。
ここには以前86、インプSTIハイラックスサーフエスティマなどが置いてあった
スペースゆえ、プリウスが置けないことはない。
ところがバックしているとビービーとアラームが鳴り響く。
障害物や壁が迫っていることをアラートしているのだが。
こういうご時世なので、ある意味必要なサービスではあることはわかるが
リアカメラの映像は見られるし、ミラーでも確認できているし
ちょいと過剰ではないかと感じた。
知らない場所での車庫入れには威力を発揮するだろうが
知らない狭い場所でバックするとなれば、一度降りて確認すべきなんだけどな。
そもそもの運転の基本のキが一般に薄れているような気がする。