旅先のテレビでこの事件を知った。
無抵抗の19人を刺殺するというむごたらしい事件である。
この手の頭のオカシイ人たちはたいていは無抵抗の人、弱い人をターゲットにする。
頭がオカシイ上に卑怯なんだな。
さらに、動機を突き詰めていくと逆恨み。
自分が悪いのをすべて他人のせいにする。
教員志望でせっかくいいところまで行ったのに入れ墨で落とされたとか。
結局、教員にならなくてよかったわけだが。
精神病の通院歴があるとか、薬物とか、調べれば怪しい男なんだ。
それでも事件を起こす前に検挙することはできない。
誰かが死んだり傷つけられたりしなければ取り締まれない。
アタリマエのことだけど不条理だよね。
もう一つ
テレビでも時々聞こえてくる「津山事件」
単独犯の殺人事件で最も凶悪だったものとある。
1938年集落30人を殺害したという。
他の単独犯の10人以上の殺人を調べてみると、アメリカの学校などでの銃乱射が目立つ。
さらに時期は80年代終わりから急増している。
80年代より前は津山事件と1913年ドイツのワグナー事件だけだ。
(爆弾テロや複数犯は除外)
こういう事件の話を見聞きするたびに2001年の池田小事件を思い出す。
小さな小学生たちを…、思い出すだけで吐き気がしてくる。
悪いやつを一人、牢屋に入れる、死刑にするために
何人もの命が必要なのかといつも強く思う。
