エコノミークラス症候群

被災地ではエコノミークラス症候群が深刻だという。
命を落としかねない重大な問題だという。
過去の震災でも問題になっているというから、そういうものなのだろう。
クルマの中で生活するのは大変だという報道だが
よくよく考えてみると大変なことなのだろうか。
クルマの中で寝泊まりするのが大変なのはわかるが強要されているわけでない。
素朴に思うのだが、1時間も走れば佐賀県長崎県に行けるのではないか。
例えば、大被害の益城町から大牟田市までクルマで1時間。
役場などに行って市民会館や町の公民館で寝泊まりしたいと言えば
「ダメです」とは言われないだろう。
畳の上でぐっすり眠れるのではないのか。
という知恵も行動もなく、わざわざ不便な被災地でそれも走ることができる
クルマの中でリスクを承知で居続ける理由は何なのか。
家もクルマもある程度のお金も全て失ったというのなら、それはそれで仕方ないのだけど
走ることができるクルマがあるのにわざわざ居続けて
最後にはエコノミークラス症候群になるというのはいかがなものだろうか。
人にはそれぞれ考え方や事情があるのはわからなくはないが
命を賭してまで被災地に踏みとどまる理由など無いような気もするのだが。