マンション偽装問題

旭化成グループ会社の杭打ちの不正問題。
全国から、さらに問題の担当者以外にも、
さらに近いうちに他社でも明るみに出るのは時間の問題だな。
ここでポイントを整理したい。
ひとつ目は横浜のマンションは例外だということ。
マンションが傾いたなんて聞いたことがない。
本当に数十本の杭のうち数本の不備で傾くものなのか。
杭打ちだけの問題とは思えないのは私だけか。
次に
例の偽装でそれだけ危険なのか。
確かに手抜きや不正は許せないことなんだけど
何に対しての不正なのかが素人にはわからない。
多分○○法で決められている、だけではないだろう。
業界の自主規制や強度を増すための社内の規格もあるだろうし。
ところが、10年前の姉歯マンション事件でも、3.11で倒れたり傾いた建物はないという。
耐震構造はある意味絶対安心、ある意味オーバークォリティなんだね。
その証拠に、私の実家のほっ立て小屋は3.11でも倒れずに、
未だに年老いた両親が住んでいる。
犯罪の事件現場や容疑者の自宅などがテレビで映されるけど、ボロボロの家も少なくない。
昭和20年代30年代の公営住宅や社宅みたいな。
とても耐震構造とは思えないが、ちゃんと立っていて人が住んでいる。
多少の杭打ちの不良ぐらいではそう簡単に傾いたりしないものだ。
本当に大地震でも大丈夫なのか、を心配しだしたらきりがない。
実際、3.11で傾いたマンションやビルがあったとしても全体から見れば
隕石にぶつかって怪我をする確率程度ではないのか。(ちょっと飛躍し過ぎの表現だが)
今の世の中、絶対を気にしだしたらきりがない。
有名メーカーの建物は目をつぶって信用するしかないよね。