生活保護費の削減反対訴え 銀座でデモ

私の経験で申し訳ないが。
大学で非常勤の仕事をしている時、8月は講義がないから給料0円と言われた。
ショックだった。
どうやって生活しろというのか。
そもそも非常勤など給料が安い。
非正規雇用ってやつだよね。
仕方がないから、夜の仕事などを探して小銭を稼いでいた。
9月になって昼間の仕事が増えると、今度は身体がきつくなる。
そんな生活を数年続けていたら、大病して入院するはめに。
肉体も経済もどんどんしんどくなっていく。
困窮というのはこういうことなんだな、と思っていたところ
当時も話題になっていた生活保護のニュース。
金のなる木、打出の小槌。
空からお金が落ちてくるそうである。
働かなくても良いのだそうだ。
山に住んでいる野生の動物が畑を荒らす理由は簡単だ。
苦労しなくても餌にありつけるからである。
一度人里に降りて餌にありつくと、なかなか山に戻らなくなるそうだ。
動物だって人間だって楽して餌にありつきたい。
私が入院した時、給料はなくなり医療費が出て行く。
この悲しさを生活保護の人たちは知らないのだろうね。
別の見方もある。
平日の昼間に生活保護費のためにぞろぞろデモ行進している人たち。
果たして企業の経営者や人事担当者がこの人たちをみて、
採用して給料を払いましょうと言うかどうか。
働かないと働けないは結局同じ意味なんだろうね。