豪雨常総市、ごみの不法投棄が深刻

こういう時に人となりが現れるものだ。
被災者の心情は察するに余りある。
自分の家、家財が泥だらけになって途方に暮れているだろう。
というわけで、とりあえず生活ができるようにするためには片付けなければ。
と、ゴミをどう出すかが人となりなんだろうね。
とにかくいらないものを道路にボーンと積み上げる。
トラックに乗せて指定の場所にボーンと捨てていく。
本来、分別すべきゴミなのだけどしていない。
被災者だと許されるのか、という道徳の授業の題材になりそうだな。
ちなみに
私が3.11直後に茨城県日立市に行った。
津波の被害に遭っていない多少内陸の地域でも震災の被害は出ている。
地域の運動公園のゴミの集積場(もともとは野球場)を見たが
瓦、家具、電化製品など綺麗に分別された状態で山になっていた。
水害と単純に比較はできないが。
ごみ処理で行政がてんてこ舞いしているのは、実は行政の失態なんだな。
災害直後から、ゴミの回収や分別について計画的な方策がまるで無かった。
常総市については、避難計画やメール送信など小さいことで叩かれているが
ダメダメの本質はこの辺にあるのであろう。