VW、e-up試乗


せっかくですから、試乗しますか。
と営業マンにすすめられて試乗することに。
さすがに新しいカテゴリのクルマなのでレクチャーを受ける。
シフトはガソリン車と同じ。
違うのが回生ブレーキのセッティング。
4段階あり、ドライブのシフト位置で左右に動かすとモードが変わる。
123Bとアクセルを話した時の回生ブレーキの強さが変わるという。
トヨタのHVなどではフットブレーキのふみしろで回生ブレーキになるのだけど
基本的に境目が不自然にならないように物理的ブレーキも同時に働く。
つまり弱く減速したい時も回生に無駄が生じる。
eupでは明確に回生ブレーキの効き具合を選択できる。
加速にEV特有の癖があるから気をつけて、と送られたが
実際にはウルトラスムーズで何の違和感もない。
回生ブレーキフットブレーキが独立しているので、こちらも違和感なし。
回生ブレーキのレベル1はほぼ普通のCVTの感覚。
アクセルを離すと惰性で走る。
レベル2ではやや強めに回生ブレーキ。流れが遅い時にはこれが使いやすいかも。
レベル3とBは下り坂や任意にブレーキしたいときに有効だな。
ハンドリングはVWらしいカチッとしたものだ。
ガソリンupでも定評がある。
しかしながら、少し強めにコーナリングするとリアが引っ張られる感じ。
リアに積まれるバッテリーの重さを感じる瞬間だ。
動力性能、コーナリング、車体の大きさなどシティコミューターとして完璧だな。
なぜ日本でこういうのを作れないのか。
EVの理想型、完成形を見た。リーフではちょっと違うんだよね。