なぜ本州で唯一「震度5強」観測 揺れる神奈川・二宮町

たまにこの手のデータが出てしまう。
震源マグニチュードはデータ解析の結果わかる計算値。
日本は観測体制ができているので、かなり正確にわかることになっている。
その観測データの大きな部分を占めるのが各地の震度。
二昔前は各地気象台の当直の人が判断して気象庁に送っていた。
これには主観が入りすぎて科学的ではないとの指摘。
一昔前に震度計が発明される。
私が見聞きした限りでは加速度センサーと地震計の併用だとか。
どちらか一方だとやはりヒトの感覚とずれるらしい。
もう一つが、観測値の地盤である。
岩盤の上にあるのと、もともと海か沼で埋立地というのでは同じ地震でも揺れ方が違う。
テレビやネットの画面でもわかる通り震度を地図上に並べていくと
震源域を中心に外に向かって減衰していく事がわかる。
1箇所程度の機械の不調は観測体制としてはたいしたことではない。
10年ぐらい前の宮城県北部地震、3.11でも宮城県北部の栗原というところで
震度7から6を記録した。
実際に行ってみると、そんな大震災があった地域とは思えない。
オカンとボクのロケ地となった昭和30年代の町並みも健在であった。
そう考えると震度計の速報データを鵜呑みにしてマスコミ発表するというのは
実は科学的でないのではないか。
最大震度の大きいほうがマスコミウケするのはわかりきっているが。