ドイツ墜落機の音声記録確保

いきなり話がそれるが、
ヘッドラインにドイツ音声記録とある。
音声記録機と書くのが正しいだろうけど、
もっと正確に書くならボイスレコーダーだよね。
ネットニュースのヘッドラインの文字数の制約からの選択だろう。
漢字という文化は優れているとつくづく思う。
さて、本題。
昨日も私が推測したようにかなりの速度で山腹に突っ込んでいる。
それを証明するのがブラックボックスの回収。
ブラックボックスはたいていが水平尾翼の付け根にある。
随分前だが羽田の整備工場見学の時にお偉いさんの紹介だったもので
特別にと後部の点検口からブラックボックスを見せてもらった。
ブラックボックスというが実際の塗装はオレンジ色。
この場所が多くの墜落事故で一番破損が少ないとされている。
御巣鷹山事故でも生存したのは最後部の乗客だった。
さらにブラックボックスは衝撃に耐えられるように頑丈なケース。
水没しても浸水しない。熱にも強い。
さらに発見されるように数日間信号を出し続ける機能もある。
ところが、今回の事故では破損していてボイスレコーダー
なんとかデータが取り出せるか。
フライトレコーダーは中身が吹っ飛んでいたそうである。
つまり、本来の墜落原因の失速やエンジン停止や離着陸の失敗という
想定していたものではなく、9.11のように自ら突っ込んでいったように思える。
一部の報道に
パイロットが失神したとあるが、2名共に失神するか。
もし、急な減圧が起こったのなら何らかのアクション、交信があるはず。
私が知りたいのは、今回のような急な降下がオートパイロットでも起きるものなのか。
逆に急な降下を始めた時安全機能はどのように働くのか。
コックピットでは警告音が鳴っていただろうが。
写真はスターフライヤーA320
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