関東地方も大荒れの天気

昼ごろに「ずっと天気が悪かったがようやく晴れた」と書いたが
その後、空はみるみる一天かき曇り雨が降る。
さらに夕刻には雪まで降った。
風は吹き荒れなんだかこの世の終わりのような天候になった。
北陸や北海道などは大雪強風の被害も。
これも温暖化の現象だろうか。
いつもここで書いていて、何でもかんでも温暖化のせいにするなと言われそうだが。
そこでひとつ。
温暖化になると本当に海面の水位は上がるだろうか。
本当に世界中の氷は溶けるのだろうか。
まず、温暖化で気温が上がると海水からの蒸発量が増える。
気温が上がれば飽和水蒸気量が増える。
つまり、空気はより多くの水蒸気で満たされる。
上空に上がれば冷やされて(断熱膨張という)水滴、氷になる。
ある程度発達すれば雨になるわけだが、それは局所的な話。
地球規模で考えると、低緯度で発生した水蒸気は高緯度で冷やされる。
つまり、温暖化になると高緯度で降水量、雪が多くなる。
そして最終的には極地で全て氷となる。
理論的に0度以下では水蒸気量は0である。
中緯度の日本でさえ冬にはこれだけ雪が降る。
例えば南極はどうだろうか。
大陸の上に数千メートルの氷床。たとえ夏季になってもそう簡単に0度を超えることはない。
つまり、低緯度で大量に発生した水蒸気は南極で氷として固定されてしまう。
その結果、海水は相対的に減る。
(実は武田邦彦の著書を参考にしています)