スマホうつ、SNSうつ

21世紀の病気、5大疾病にうつ病が入るそうだ。
これまでは、学校や会社でのプレッシャーなどで心理的な負担が原因とされた。
ところが、新型うつ病などと言われる新世代のうつ病
スマホうつ、SNSうつ病だという。
おおかた原因や症状は想像はつくのだけど、おおかたではなんとも。
昼休みに図書館に行って適当に流し読みした。
一番手前にあったのが
スマホうつ―知れば心が軽くなる イライラ、モヤモヤのその正体
川井 太郎 (著) 2013
うつむいた姿勢が良くないというところに論点がある。
???と著者紹介を見るとなるほど、指圧師だそうだ。
確かにうつ病、もしくはその手前の依存症のサインとして
肩こりや頭痛というのは、ある意味新しい観点ではある。
でも、中高生あたりでは当てはまらない例も増えてしまう。
逆にスマホやPC猫背や首のこりなど、役立つ情報は多い。
大人向けである。
もう一つ手にとって見た。
デジタルデトックスのすすめ 「つながり疲れ」を感じたら読む本
米田 智彦 2014
題名からもなんとなくオチがわかる気もするが。
キャンプや禅など処方箋が実例をだしてわかりやすく書かれている。
SNSうつ病について、ガッツリツッコんでいるわけでもないが
結論としてはそういう患者のための本ということでうつ病のくくりでここに並べてみた。
この2冊は題名と内容が今ひとつあわない。
どちらかと言えば、上の方がうつ病になる前の人向け。
下のは「つながり疲れ」を感じたら、ではなく対処が必要な人のため。
私としては、もう少しこういう奴がこんなにひどくなるとか、事例を掘り下げて欲しかったけど。
多くの人が所有していて多くの人が意識、無意識で病気の入り口にいるわけで
一般論を長々と並べられても、情報としては弱い。