新型「レジェンド」を発表

全幅1890、680万円のでかい高級車である。
クラウンよりでかくて高機能、レクサスより安いというのが売りだろうか。
大きさも値段も郊外の住宅地で使うという雰囲気ではない。
試乗してみたいと思っているが、500万円以上のセダンは走りにはふっていない。
快適性、運転のしやすさを追求しているので、どれもとても良すぎちゃって
松任谷さんみたいに違いを的確に表現することは出来ないのが悲しい。
あまり目立たないが、ホンダは高級セダンには最先端のHV技術が投入されている。
今回のレジェンドも3モーター4WDという凝ったシステムである。
それだけ凝っているのなら25km程度の燃費といいたいところだが
カタログ値で16.8だそうである。
実質10程度になるのだろうか。
凝りに凝っているけどただの高級セダンである。
HVは基本的に内燃機関、現在の数値はガソリンを燃やして走る理論値に近づいているのだろうね。
1970年代ぐらいではガソリンエンジンの熱効率は25%程度。
90年代後半くらいから燃費競争が始まって30%を超えて
今となっては40%前後、理論的に効率が良いディーゼルと肩を並べるようになった。
という時代に2トンのセダンを作って、HVで16も走ります、というのは
なんか違う気がするんだよね。
HVといえば時代に乗っている感じなんだけど、中身は逆行だよなあ。
アメリカ市場向けということであれば、アメリカが時代に逆行しているということ。
アメリカや中国でたくさん売れた人の勝ち、というのであればそれもオカシイ。
いずれ時代にそっぽを向かれる日が来るだろう。
もう一つ
軽自動車税が値上げという話である。
値上げの条件として、排気量を850とか900ccにすべきだな。
そして、重量800kg程度の制限、全高の制限、出力の制限。
オーバーすると1000ccの税率にするなどの条件をつければ良い。
すると、コペンの100馬力バージョンなど一層市場が活性化するとおもう。
私は買うよ。