レクサスRCF試乗

KC4F0031
話題のレクサスRCを試乗した。
馴染みの営業マンに「予約がないと試乗できないか」ときく。
「大丈夫です。Fでいいですよね。」とオレンジのRCFが横付けされた。
少し離れたところでもエンジンがかかると聞こえてくる。
いかにもスポーツカーのエンジン音である。
さすが950万円のクルマ。
本革シートからカラフルなステアリング、全てが上質。
センターコンソールがデカくてシート周りは狭い。
クルマ自体は全幅1850もあってボンネットは広々している。
走りだしてみると動きはもっさりしている。
スポーツカーの片鱗を見せない。
さすが、477馬力のV8エンジンはウルトラスムーズに吹け上がる。
8速もあるATのため一定の回転数で加速していくが
背中を蹴っ飛ばされるような感じではなくスルスルとなのである。
アクセルのオンオフ、エンブレでの減速時などミッションが不自然な動き。
多分、いろいろな制御が介入しているのだろう。
店に戻ってそのことをいうと、ノーマルだとそんな印象になるそうだ。
スポーツモードにセットすると別のクルマのように獰猛な動きになるという。
レクサス車はモードを変えるとミッションだけでなくサスペンションにも制御が入る。
知らなかったとはいえ、477馬力を楽しめなかったのは残念。
強いて言えば、スポーツカーなんだからノーマルがスポーツモードであるべきだけど。
高いか安いかは別にしても、やっぱり2ドアクーペはいいよねえ。