ノーベル平和賞

『若すぎる』との批判があるというニュースを読んだ。
スポーツの世界は一等賞がわかりやすい。
一番勝った人だ。
ところが、文化的な賞というのは判断基準が難しい。
多くの場合が、その人の功績をたたえるというもの。
功績の『績』はつむぐという意味で繊維を糸にするなどの意。
それが『積み重ねた仕事やその結果』という意味になった。
つまり、瞬間的なものではなくてある程度のスパンがあった上での績である。
17歳が若すぎるというのではなくて、彼女にどれだけの績があるかがポイント。
この数年が劇的なだけ。
彼女の活動もどちらかと言えば『アナウンサー』である。
テロに遭ったり話題性としては最高点だが、時間的スパンが無さすぎる。
長年の功績よりも、短期の話題性を重要視するとすれば
ノーベル賞も『ベストジーニスト』的な賞に成り下がるということだ。
しかしながら、ノーベルの莫大な遺産にぶら下がっているノーベル賞
名誉だけでなく、話題性や金銭面でもおおいに魅力がある。
まあいくら騒いでも、ほぼ全員の一般市民には何の関係もない話だが。