噴石、時速300キロで落下か

はい、おまちどうさまでした。
普通の読者には面白くもなんともない科学の時間です。
興味が無い方は、イイねもつけずにスルーしていただければ。

まず時速300km、これを秒速になおす。
300000/3600 = 83m/s
ポイントはここからで、火山の火口から直接打ち出されたものではない。
一度放出されたものが落ちてきたと考えるほうが自然。
そこで落下時83m/sを考える。
噴石はある程度の質量があってほとんど空気抵抗を受けないものとする。
落下速度 v=gt
83=9.8x  x=8.5
落下に8.5秒かかった。
次にどのくらいの高さから落ちてきたか。
y=1/2 gt2
 =1/2 9.8 8.5*8.5
 =354.2
つまり、上空約350mの高さまで放出されたと考えられる。
あれだけの石や火山灰を上空に放り投げるわけで
火山のエネルギーはすごいことがわかる。
御嶽山の火山災害