日産の営業マンが「GTRはいかがですか」という。
私を貧乏人と知っての言葉なのか。
営業マンが言うには
私のクルマの買い方は人気車種を購入して短期間で状態の良いまま
高価で買い取りさせる。つまり残価率が勝負。
となれば、スポーツタイプで残価率が良いのはGTR。
高い満足度で安く乗れるというのである。
うーん、確かに一理ある。悪魔のささやきだ。
この話には落とし穴がある。
300万円のクルマの残価率が50%とする。
減価償却は150万円。
600万円のクルマの残価率が60%とする。
減価償却は240万円。
残価率が高くても金額では損をする。
外車はどんなに人気があっても残価率は3年で50%を切ってしまうそうだ。
やはりメンテナンスのリスクを上乗せして中古市場に流すためだという。
残価率を気にするような人は元値が高い外車には手を出しにくい。
さて、GTR。
新車は最低が931万円とある。プレミアムで1040万円。
中古ではブラックエディション2年落ちで800万円台。
それから買取価格を考えると減価償却は200万円以上か。
やはり貧乏人が手を出せる品物ではないか。
GTRが欲しい
