牛肉偽装その2

木曽路の牛肉偽装のニュースが夕方のテレビでもやっている。
社長の記者会見があったそうだ。
朝にもここで書いたように7000円と5500円ではかなりの舌の持ち主でもわからないだろう。
内部告発なのか消費者の指摘なのか定かではないが分かる人がいたのだろうか。
さて、我が家の対策についていくつか書いてみよう。
その1 高い肉の食べ方
我が家は毎日安売りしている肉を食っているから
たまに高い肉を食うと「こんなに美味しいんだ」と感動している。
ところが、見た目は美味そうな霜降りなんだけど、食べてみると、ムムッ??
という肉がたまにある。
高い肉を食うときはタレなどつけてはいけない。
その肉の味を確かめるべきだな。
その2 偽物を知る
ブランド牛など食べたことがないが、高級ブランド時計は好きである。
でもね、高くて手が出ない。
そこで、ネットで売っている(合法)のデザインが酷似した時計を購入する。
オメガやブライトリングやIWCなどは50万円以上するのだけど
酷似したものは5千円から1万円。
それを実際に腕につけて使ってみるのである。
偽物で恥ずかしいので、スーパーへ買い物に行く時につける程度だが。
なれたところで、銀座へ行って本物を実際に触らせてもらう。
何が違うのか、よく分かるのである。
ケースやガラスの質感、ベゼルやインデックスの精度などまるで違う。
私もスピードマスターなど少しは持っているが、オートマチックの精度が違う。
竜頭を引いて時刻合わせをする時の感触も違う。
その3 微妙な違いを知る
高級な肉など、微妙な違いはまったくわからない。
でもね、例えば戦闘機の離陸なんだけど、
エンジンの音を聞いていると、どのくらいのパワーを負荷しているかわかるようになる。
「今回の離陸は気合がはいっているな」などと感じる。
と、イーグルはハイレートクライムをするのである。
私はブランド品を楽しむ財力など無いから論外だが
やたらブランド品にこだわる人というのは、実は微妙な違いがわからない人も多いのか。
違いがわからないからブランドで判断している。
今回の事件はそういう人たちをターゲットにしているということだ。
だます方もわかっているよね。
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