渋滞回避術

帰宅してテレビを見ているとお盆の渋滞回避術なるネタ。
ピークの時間帯を避ける、、、だって。
ネットニュースで給料の高い会社にテレビ局が上位に名を連ねるとある。
そのテレビ報道が『ピークの時間帯を避ける』というのである。
どんなバカでも、日本に3年以上住んだことがある人ならたいがいわかる。
よくもこんなくだらないネタで公共放送を使っているもんだ。
しかしである。
ちょっと深読みしてみた。
今日の渋滞のピークは午前から昼すぎである。
つまり、こんなネタは『いまさら』なのである。
早い話が、渋滞にハマっているオバカをあざ笑うためのニュースなんだな。
私のように出かけない人間は、渋滞にハマっている人もテレビも「ばーか」と思う。
時間をずらしてとっとと目的地についた人たちは渋滞にハマっている人を「ばーか」と思う。
そして、ちゃんと30キロとか60キロの渋滞に自らすすんでハマった人は自分たちを「ばーか」と思う。
という目的の報道なんだろうな。
渋滞学の大学教授がくだらないうんちく話をしていたけど
基本的にわざわざ混む時間に混む場所に行くのだから自業自得のバカだ。
先日、読者から
台風被害で死亡したり怪我をする人のマヌケな話、というメッセージをもらった。
台風の大雨の時にわざわざ用水路に落ちたり、わざわざ屋根に登ったり
それも大半が後期高齢者、そういう行動をとることも寿命なんだな。
寿命で死んだ人をいちいち台風の死者とカウントするのは
土砂災害で家ごと流された方に失礼な気がしてならない。
マスコミも面白がって『死者行方不明者』をカウントする風潮も良くないよ。
最近、バカを面白がったりバカを正当化する風潮がある。
学校時代まともに勉強しなかった、社会常識的な知識がない、行動ができない人たちを
まともな人達と同等に扱う必要性は無いし、そういう報道に意味を持たない。
「わざわざ渋滞するという日の時間帯に出かけて行って、ちょっと変ですよね」
というアナウンサーやコメンテーターはいないのか。