中国食肉問題その4

今日のニュースで群馬農薬混入事件、元契約社員に懲役4年6月求刑とあった。
外見で人の判断をしてはいけないことはわかっているが
見るからに怪しい人物である。
実際の勤務態度も相当悪かったとレポートされている。
そんな奴が食品工場にいたというだけで気持ち悪い。
食品製造の難しいのは、特に衛生面で問題なくても気持ち悪いとダメなのである。
群馬の事件は実際に農薬混入なので論外だが
中国の事件は映像として見れば気持ち悪いが、実質的には問題なかったわけで。
中国の食品を食べるということはそういうことだ。
私は海外旅行をしていないが、海外の露店で食べるというのはそういう覚悟の上でのことだ。
話は変わるが
最近の風潮として除菌抗菌がある。
第一段階
先日飛行機で出会った30代の男。
ぱっと見は普通なのだが異常に臭い。
汗臭いのではなく、生乾きの雑巾の匂いだ。
どんなにきれい好きだと言っても、カビの胞子だらけではアウト。
あの匂いでは緑色にカビた食パンを着ているようなものだ。
第二段階
汚ギャル
先日、きれいな女性タレントの自宅が汚いという番組を見た。
他人に迷惑をかけていないといえば第一段階よりはマシだが
隣に住んでいる人にとってはきがきではない。
第三段階
アルコール除菌
テレビのCMでも食器洗いのスポンジやフキン。
実際にカビ臭いのならアウトだけど、寒天培地で培養して
こんなに菌がいます、と言ってもそれは自然界ならアタリマエのことだ。
全て無菌状態にすることは本来不可能なのに、薬剤で実現しようとしている。
それが本当に体にいいのか。
第四段階
全部は無理
いくら身の回りを除菌しても、この季節浴室が無菌状態ということは考えにくい。
無菌はいいが、塩素濃度が高くて健康を害すかもしれない。
エアコンの中はどうか。
食パンを部屋においておけば数日後にはカビる。
刺し身を部屋においておけば数日後には腐敗する。
そもそも無菌とか清潔の定義などないのである。
ペットの犬やネコからたくさんの菌が見つかるだろうし。
などなど
いろいろな例をあげて考えると、実は中国の工場での映像は
実は第一段階よりもはるかに衛生的なのである。
中国人がけしからんことをしているのはわかるのだけど
実際にそれで人的被害は発生していないのが悲しい。
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