ビートルズを聞こう

私はビートルズ世代ではない。
中学生になってから、解散したあとのビートルズを聴き始めた。
当時のラジオからはウィングスのジェットやジョンのマインドゲームスが流れていた。
解散後のビートルズが下火になった頃、ジョンの射殺事件が起きた。
私はもう大人になっていた。
つまり、私の青春時代は前半がポールやジョンのソロとしての全盛期、
後半がビートルズを追いかけていたツェッペリンピンクフロイドなどのブリティッシュ・ロック。
イーグルスやオリビアニュートンジョンのウエストコースト、
キッスやヴァンヘイレン(彼らは時代的にもう少しあとかな)というイーストコースト、
ビージーズやドナ・サマーというディスコ、
エルトンジョンやビリージョエルという純系ポップス、
さらに、ELOやボストンという新興勢力、
ロックファンには夢の様な時代だった。
そのルーツはすべてビートルズに行き着く。
ビートルズは最高ではない。
ルーツなのである。原点なのである。基本なのである。
増税と原油高のダブルパンチの今、
誰でも良かった殺人事件や幼い子供を殺してしまう事件が重なる今、
大雨や竜巻や地震が頻発する今、
気温と湿度が上がり新年度の疲れがピークになっている今、
私達は原点に立ち返ってビートルズを聴くべきではないのか。
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