認知症のリスク

「歩くスピードが遅かった人は、速かった人に比べ認知症の発症リスクが1.5倍も高かったという。
同様に、握力の弱い人ほど、認知テストの点数が低かった。
11年という長いスパンの調査研究だけに信頼性が高い。
歩くスピードや握力が、大脳の総体積に比例するから。
歯に関しては、残存歯が多いほど認知症になりづらいというデータもあります。
名古屋大の調査によると、70歳後半で健全な高齢者が9本に対し、
アルツハイマー病の人の平均残存歯は3本、脳血管性の認知症の人でも6本しか残っていなかった。
歯を大切にする人は認知症になりにくいということです」
週刊ポスト2014年6月13日号
さて、私はどうだろうか。
歩くスピードが遅いと言われたことはないし、街なかで他人に抜かれるような速さではない。
加齢で最近は嫁さんより遅くなったのが気になるが。
握力は自慢じゃないが両手とも75kgある。
歯を大切にしている。
この20年以上、新たに虫歯治療したことがない。
たいていが詰め物がとれて歯医者に駆け込む。
また、親知らずまで含めて抜いた歯は一本もなくすべての歯が健在である。
ということは、認知症になりにくいということか。
映画『明日への記憶』を見て以来、認知症の恐怖に恐れおののいている私である。