新型ボルボS60試乗

KC4F0019
今日はボルボの販売店に行く。
V60がMCしたというのだがデザインやエンジンまで刷新されFMCに近い変わり様だという。
馴染みの営業マンが出てきて久しぶりだという。
去年にV40の試乗をして以来である。
顔つきが少しキリッとした感じになる。
内装もグレードアップしたというがもともと高級車なので私にはよくわからない。
さて、エンジンをかけて動き出す。
ミッションがDSGからATに変わったとのこと。
あえてツインクラッチからATに戻したというだけあって実にスムーズである。
昨日、今日と試乗をした時一度もワイパーを動かさなかったのは進歩である。
エンジンは2Lにスケールアップしたという。
今のダウンサイジングの潮流に反するが、クラウンクラスのボディに1.6はきつかった。
2Lの方がバランスがいいし、燃費も向上しているという。
アクセルを踏み込めばターボが効いて元気に加速するが唐突でもないし爆発的でもない。
スムーズといえば聞こえはいいが、電子制御されていて極端に回転数が上がらないようだ。
ハンドリングはV40でも高評価したが、かなり良い。
ステアリングの動きとタイヤにダイレクト感があって動きが素直。
不必要な遊びもなく運転しやすい。
フロントタイヤのマンホールの上でのちょっとした横滑りもステアリングで感じられたのは立派。
この大きさのセダンなのでタイトコーナーではゆさっとロールするが、最小限で不快感は無い。
さすが、ボディ剛性のボルボである。
見積書をみるとRデザインというグレードが人気だそうだが本体で400万円を超える。
400万円弱の廉価グレードの見積もりを見たが、ナビオーディオなしのオプションが120万円も乗っけてあった。
一つのオプション単価が20万円というのがいくつも。
800円で売っているガラスの撥水加工が4万円とは驚いた。
先日の86購入の時、オプションなしという契約書を不思議に思われたそうだ。
世の中のクルマを購入する人たちは実に豪気である。