佐村河内と加藤浩次

ネットニュースのワイドショー『スッキリ』の記事。

テリーやコメンテーターの勝谷誠彦氏が熱を帯びた口調で佐村河内氏を非難している中、
意見を求められた加藤は「ぼくはね、もう付き合ってらんないなってことですよ。もういいだろって」と発言。

さらに「正直な感想で、我々もテレビとかで真剣にね、いろんなことをつっついていっても、もうしょうがない」
「(佐村河内氏は)ほころびまくってるんだから。そこをつっついても、あんま意味ないんじゃないかな」
と本音を語り、佐村河内氏を追求することに疑問を呈した。

その後弁護士の菊池幸夫氏が、佐村河内氏が訴訟を起こした場合の見通しを語るも、加藤は
「(佐村河内氏は)論理が破綻してるんだから、論理で話しても多分意味ないですよ」
「訴えますってあれもなんか、突発的に言っただけで、絶対不利だから訴えないですよ」と語り、
この騒動にうんざりしている様子をみせた。

マスコミ、特にワイドショーがらみでは格好のネタ、スキャンダル。
ところが、その中でこのような本音、もしくはまっとうなことを言えるというのが加藤の強みか。
ワイドショーで飯を食ってるテリーや勝谷はもっともらしいことをいうのだけど
これは昼間にテレビを見ているようなおばちゃんたちの目線だね。
普通の社会人ならあんな奴に熱を帯びた口調で話をすることはないだろうし。
このところ加藤はワイドショーでもバラエティでも安定感が増してきた。
指摘は的確、言葉に毒があるもそのバランス感も良い。