復興祈念施設整備について、追記

箱物には変わりないが新しく作るというよりは
震災遺構を残すという趣旨が強いそうだ。
もうほとんど解体したあとでのこの発言はちょっと遅すぎるような。
別の見方をすれば、行政が遺構として残そうとしたものも
住民が嫌だ、とほとんど解体されてしまっている。
もし、補助金が出るとなれば、それじゃこれも、と遺構が増えたかもしれない。
この時期でも残っているものが対象なんだろう。
もう一つ
被災者の親族を失った悲しみや心の傷ははかりしれない。
彼らが思い出したくないからと、遺構を潰せという気持ちもわからなくはない。
しかしながら、この大災害の記憶をすべて潰してしまっていいだろうか。
広島の原爆ドームを潰せというのと同じである。
今、生きている人は後世に残さなければいけない記憶もある。
30年も経てば潰せといった人たちの多くはいなくなる。
この後は津波の記憶と教訓は活字と写真だけになる。
原爆ドームのような説得力はないだろうね。
そして、その子供、孫の世代が津波と対峙しなければならない。