ホンダNワゴン試乗

ホンダのNシリーズはすごく人気がある。
去年の販売ランキングを見ても大躍進である。
さて、そのNシリーズの3つ目最新、Nワゴンを試乗した。
ノンターボのノーマル仕様だが無線キーのスタートボタン付き。
ホンダの軽はザッツとゼストに乗っていたが
車内はそこそこ広いのに運転席周りの足元が狭く、私のような大柄だと
右足太ももやスネが常にドアにあたっていた。
ところが、ついに足とドアに隙間ができていた。
明らかにパッケージングがよくなっている。
交通量の多い国道に合流加速しようとするとパワーが無いことは歴然。
その代わり、流れの遅い道路や裏道などではトルクに不満はない。
660のエンジンの設定を2千から3千回転辺りに絞った感じだ。
その範囲なら普通車並みにトルクがある、ように感じる。
ターボ車はそのへんから高回転までのバランスがいいのだろうね。
運転して気づくのはとにかく運転しやすい。
ステアリングにダイレクト感があり、切れ味も良い。
鋭角な交差点もストレス無く回り込める。
次にコーナリングが安定している。
ボディ剛性アップがわかりやすいくらい良くなっている。
ゼストに初めて乗った時も剛性感を感じたがそれ以上に良くなっている。
ただし、ライバルもこの辺は煮詰めてきているのでアドバンテージはあまりないが。
先日乗ったムーブのデキが良かっただけに、Nワゴンの良さの新鮮味はあまりない。
今一度、NoneやワゴンRを試乗して優劣をはっきりさせたいと感じた。