川崎杉本容疑者捕まる

川崎の地検から逃走した杉本容疑者が捕まったとのニュース。
ポイントが多い事件であった。
ポイント1  地検から逃走した
油断しているから、と現場の警官などを批判する人もいるが
捕まって送検されて、そこから逃げるなんて稀な話だ。
だから多くの犯罪者が逃げるかもしれないと考えるのはいかがなものか。
ポイント2 なんといっても20歳の容疑者
情報番組やネットでは彼の素性について語られている。
やんちゃで高校中退はよくある話。
結婚して子供がいて、暴力で別居して、強姦強盗事件。
20歳にしてはフルコースの人生である。
その上、日本中を驚かせた逃走劇。
いろいろな意味で彼の人生は終盤ということだな。
人の人生はプラスマイナスゼロ。
好きなことをしたあとは好きなことができない。
ポイント3  サポートグループ
世の中にはいろいろなボランティアがいる。
アフリカの子供のために奔走する人や、ホームレスに食事を恵む人もいる。
今回も逃走を助けた『友人』といわれる人たちがクローズアップ。
誰が何のために、と多くの人が疑問に思う行動だが。
ポイント4  結局横浜
クルマやバイクで逃走か、と言われた割にはとなり町で捕まった。
ああいうお子様の行動範囲は異常に狭い。
逃走直後にクルマやバイクが手に入っていたのなら一気に走って行くべき。
変な地元意識とか縄張り意識が邪魔をしていたのか。
ポイント5  屋外で捕まる
逃走を助けてもらった割には、アジトではなくアウトドアにいて捕まる。
なんとも不自然な結末だわな。
ボランティアの友人宅でじっとしていれば寒い思いをしないですんだのにね。
結局、友人というのもおやしいということ。
彼を本当の意味で助けてくれる友人も家族も彼女(妻)もいなかったということ。
こんな性格や行動では仕方がないのか。
それとも、友人も家族もいないからこんな卑劣な犯罪を犯すまで落ちぶれたのか。